千姫雑記5 紫眼球水槽の結成秘話と誰も気にならない千姫の名前の由来

 どうも千姫です。紫眼球水槽というサークルは私が大学生の頃に一人で立ち上げたサークルです。サークルと言えば聞こえはいいですが、りあさんが加入する前は一人で小説を書いていたので、紫眼球水槽は個人名でした。紫は自分の好きな色、眼球はゲゲゲの鬼太郎や目玉のモチーフのグッズが好きだったからです。水槽は特に意味はない後付けだったと思います。

 当初の紫眼球水槽はただの妄想書きなぐりの脳味噌ぶっ飛び系の変態ドMの妄想小説でした。ワードで文章の確認もせずに書き殴って、そのままCD-Rに焼いてポストに投函してDLサイトに送り付けていたのは、非常に懐かしい良い想い出です。当時はお笑い芸人になりたくてネットで知り合った同い年の女の子と漫才動画をテレビ局に送ったり、統合失調症の男たちでバンドを結成したりしましたが、どれもイマイチでモヤモヤした日々を送っていました。きっと何者かになりたかったんだと思います。

 そんな中、中学時代から大学時代で先生たちに唯一絶賛され続けていた文章の能力だけは日記という形で続いていました。文章は家に籠って好きな時間に好きなだけ書けるし、誰とも会わずに金もかからないので飽きずに続けることが来ました。ろくに勉強もせずに自分の脳味噌で生まれたキャラクターや世界をどんどん広げていくのは気持ちよくて楽しかったです。

 やがて自分の小説が見知らぬ誰かに評価され、喜んでもらい、それが収入になりました。これが俺の生きる道だと興奮しましたが、評価は厳しく、収入も雀の涙ほどでした。段々自分の作品に自信がなくなり、ヤル気が失せて書かなくなりました。適当に小説を書いた頃、りあさんが紫眼球水槽に加入し、紫眼球水槽はサークルに。ペンネームを千姫にしました。千姫というペンネームは仙台にあるインペリアル千姫(現在はマリン千姫)から名付けました。

 無料で公開していたM男性向けの小説「調教する隣人」をゲーム化する時、りあさんから「キャラクターに愛を感じられない」と言われ、私はハッとしました。確かにキャラクターの心境や性格についてちゃんと考えたことがない。そこから登場人物たちのキャラクター設定を深く描写するように心がけました。すると見違えるようにキャラクターが生き生きとし始め、私の頭もフル回転、次々やりたいアイデアが泉のように湧きあがりました。こうして紫眼球水槽初のゲーム「ゲーム調教する隣人」が完成しました。まだ未プレイの方は是非是非遊んでみてくださいね💜

 今も作品は全然売れていないし、時間がなくて新作も出来ていませんが、応援してくれるファンの皆様のために頑張って続けていきたいと思います。読者の皆様に喜んでもらえるように努力しつつも自分でも納得の出来る作品を作りたいです。今後も応援よろしくお願いします💜